ムハッラム9日
『敵軍がイマームのキャンプを包囲』
シーア派6代目イマーム、イマーム サーディク(AS)は語った
「9日はフサイン(AS)と彼の仲間をカルバラにおいて、敵が包囲した日である。」
敵軍がイマーム殺害のために集まった。
マルジャーナの息子とウマル サアドは自分たちの軍兵が多いことを喜び、イマーム側は劣勢であることを実感した。それで、クーファ(イラク)からイマームたちを援助する者は誰もいない、と安心した。
『新たな軍隊がカルバラに到着』
この日、新たに武装した軍隊がイブン ズィヤードの命によってクーファからカルバラ入りした。シムルが「イブン スィヤードの手紙(ウンム ル・バニーンの者たちへの安全確保(戦闘免除)の書」を携えてきた。
『ウンム ル・バニーンの者たちへの免除書が届く』
この日、シムル(彼に神の呪いがあるよう)がアッバース(AS)とその兄弟のために殺害を免除する旨の書簡を持ってきた。
シムルは、イマームたちのキャンプの方へ来るとテントの外からこう呼びかけた
「わたしの姉妹の息子たちよ!どこにいる?」
これに対し答えるものは、いなかった。
イマーム フサイン(AS)はアッバース(AS)に言った
「たとえ、相手が悪い者であっても、(問いかけに対する)返事をしなさい。」
アッバース(AS)は言った
「何の用か?」
シムルは続けた
「わたしはアミール(長、または指揮官)から、あなた方のために免除書を取った。あなた方はフサインのために自らを死に至らすことはないのだ。」
アッバース(AS)は大きな声で答えた
「あなたとあなたのアミールに神の呪いあれ!!
聖預言者(SAW)の息子が安全ではない状況において、わたしたちに免除書を与えるとは!!」
/309